カテゴリー「 Book 」の記事

382件の投稿

私の積読本の一部です。
普段、新刊は早めに読むのですが、読書欲枯渇していて、図書館の本を読み終わるだけで精一杯のため、読めてない新刊で買った本もありますね。
なんとかせねば。

一部、と書きましたが、これ以外の積読本はもう置いといても読まないな…ということで、グラシン紙かけて本棚に片付けています。
読書メーターで積読本がどれかわかるので問題ありません。
どういう本が該当するかというと、読み終わるまでに数週間かかるであろうと思われる海外の戦時中などを舞台にした長編小説や、翻訳モノで復刊になったから購入した短編集などです。
昨年コロナの影響で1ヶ月半家にいたときはさすがにそこから崩して読んだり、図書館の本もしばらく借りられなくなるので、コロナ前の出勤最終日に館にあって
気になってた本を何冊も借りててそれを読んだりしていました。あれはあれで読書時間としては良い期間だったなと思います。

買った本しか読まないなら順番に読むだけですが、図書館に予約している本が常に10冊前後あり、だいたい週に1冊から2冊は借りてる計算です。
予約で順番待ちしているので、いつ読めるのかがまったくわからず、たまにとんでもない量がいっぺんに回ってきてたいへんなことになったり…。

そんな状況なので、読書欲が枯渇している今、借りた本を読むだけで精一杯で買った本を読む余裕が全く取れない…正直言ってどうしようかと。
それなのにたまに積本を崩したそばから買い足してしまうので減らない…。

読書欲よ帰ってきてくれー!!
1冊読むのに1週間もかかってたら増えるばかりなんだよ…。

ちなみに積読本、結構有名作品が多いですね。気になって後々買ったりしてる場合が多いです。
あと、テレビはアニメ中心ですが、ラノベラノベした本はあまり読まないです。ライト文芸?みたいなものは結構読む。
純粋に、ファンタジーとか読むの得意じゃないんです。リアルな世界のほうが読みやすい。

あと、ドラマや実写映画原作も結構読んでますが、メディア化したことをそもそも知らなかったり(借りた本だと帯もついてないから知るすべがない)見る気もそもそもなかったりしてテレビと小説は連動しないことがほとんどです。
脳内のキャラが別人になっちゃうのがあんまり好きじゃないし、好きな原作ならそれに勝る映像化はないと思ってるし……。好きな俳優もいませんし。

読書欲が枯渇している風ですネー…

11月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1242
ナイス数:82

いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂4 平安京の和菓子の検非違使 (メディアワークス文庫)いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂4 平安京の和菓子の検非違使 (メディアワークス文庫)感想
読み始めは料理漫画の王道展開みたいな話で、これでリアクションの大きい審査員が出てきたら完璧だなと、変な方向を想像して読んでたら全然違う展開だった。思いのほか大きい事件になってびっくりした。しばらくは大会絡みの話になっていくのかしらね?
読了日:11月18日 著者:似鳥 航一
スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 朝食フェスと決意のグヤーシュ (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
朝食フェスの準備万端を軸に出店予定の店の謎に遭遇していく、こういう様式美、好きです。どの謎もあっさりめですが、スープはとりどりで美味しそう。そして解決した店のとつながりが出来てアジがまた進化していくスープ屋しずくも良い。二人の関係は変化なし。えー。
読了日:11月12日 著者:友井 羊
オーダーは探偵に 珈琲エメラルドは謎解きの薫りに包まれて (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 珈琲エメラルドは謎解きの薫りに包まれて (メディアワークス文庫)感想
ついに最終巻。前巻でほぼ問題は片付いたのかなと思いながら読んでいたけどまぁ、とんでもない展開というか、映像にしたら映えそうだなと思いながら読んだりしてました。
大風呂敷は綺麗に畳まれて恋愛も片付いた……にしては甘さ少なめじゃない…?もうちょっとデレてもよくない?(カクヨムを読めということか?)まぁそんなところも含めて面白かったです。
読了日:11月07日 著者:近江 泉美
【Amazon.co.jp 限定】47歳、まだまだボウヤ(特典:故郷・愛知県岡崎市での撮り下ろし写真 データ配信)【Amazon.co.jp 限定】47歳、まだまだボウヤ(特典:故郷・愛知県岡崎市での撮り下ろし写真 データ配信)感想
ダ・ヴィンチのYouTubeでこのエッセイの連載のことを知り、ちょっと気になってた。特別ファンじゃないせいかもしれないけど、長年ラジオでトークを聞いててもその後ろの景色が全く浮かんでこずどんな人なのかさっぱりよくわからない印象だった。読んで、親が登場しても動画を見て話を聞いても、子供の頃のエピソードを読んでも、結局背景の景色はぼんやりとしか浮かんでこず、それもまたフィクションめいた雰囲気で、あぁ、こういうことなんだなとなんとなく納得。古いコラムとリンクする話もあり、人って思ったより変わらないものなのかも…
読了日:11月01日 著者:櫻井 孝宏

読書メーター

10月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2172
ナイス数:180

オーダーは探偵に 忘れられし謎解きと珈琲エメラルド (メディアワークス文庫)オーダーは探偵に 忘れられし謎解きと珈琲エメラルド (メディアワークス文庫)感想
読みながら、最初は連作短編の謎解きをライトに楽しんでたのになぁと思ってた。気付いたら登場人物も増えて物語も複雑になったなぁ。シリーズの始まりの頃は暴走列車みたいで読んでてイライラした美久も周りに信頼できる人が増えてよかったなぁ。
読了日:10月31日 著者:近江 泉美
マカロンはマカロン (創元推理文庫)マカロンはマカロン (創元推理文庫)感想
今回は家族に重きを置いた話が多かったなと思う。食事は美味しそうだけど、気持ちはどこか苦味が残る。
読了日:10月20日 著者:近藤 史恵
ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)ヴァン・ショーをあなたに (創元推理文庫)感想
恋愛の話が多めの2巻。いつしか舞台はフランスに移り、三舟の過去のエピソードへ。ちょうど肌寒くなってきた頃に読んでるので温かいワインがとても恋しくなりました。
読了日:10月19日 著者:近藤 史恵
タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)タルト・タタンの夢 (創元推理文庫)感想
美味しい食事と持ち込まれる謎、楽しくいただきました。ガレット・デ・ロワが今猛烈に食べたい。
読了日:10月16日 著者:近藤 史恵
パンダより恋が苦手な私たちパンダより恋が苦手な私たち感想
この方の書く恋愛小説はいつも素晴らしいと思う。今回は動物の求愛行動と雑誌の恋愛相談。相談相手は癖の強い元売れっ子モデル。ひとつひとつの相談に対する答えは爽快で、登場人物たちのキャラ、背景どれも興味深い。
読了日:10月12日 著者:瀬那 和章
テスカトリポカテスカトリポカ感想
初っ端からスペイン語とナワトル語と思われるルビの乱立とアステカの話にクラクラした。日本に臓器売買と麻薬のマーケットを作って商売……。長かった…でも、結局何だったの?という気もする。個人的に話は好みじゃない。キャラは夏が好きでした。
読了日:10月03日 著者:佐藤 究

読書メーター

9月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2128
ナイス数:114

高校事変 X (角川文庫)高校事変 X (角川文庫)感想
ホンジュラスではここに来て本物の戦争に巻き込まれていく。プロの中では赤子同然だった結衣はあっという間に鍛えられていく。今回は、今までと違いこちら側の人間も次々と殺されていく。凛香たちは次回なのかな。
読了日:09月22日 著者:松岡 圭祐
バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処 (角川ホラー文庫)バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処 (角川ホラー文庫)感想
今回は奇跡なんじゃない?と思いながら読んでたんだけど、最後にとんでもない展開がありました。キルギスは興味がある国ですが、国のある場所的に色々大変そうだなぁ。今回は終盤になって、ローレンとジュリア登場。サウロも只者じゃない感じ。
読了日:09月13日 著者:藤木 稟
紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色 (角川文庫)紙屋ふじさき記念館 故郷の色 海の色 (角川文庫)感想
三日月堂さんが思っていたよりガッツリ登場。ここの話はまだ続きもありそうで楽しみ。それだけではなく、川越なので月光荘も出てきたりして、みんなこの世界の中で確実に存在しているんだなと思うと、世界が広がった気がして楽しい。フィルムカメラの話も出てきて、あのシリーズも続きが気になるなと思ったり…。登場人物それぞれが自分の考えをしっかり持っていて、きちんと地に足をつけて生きている感じがとてもいい。カラーインク、すごく気になるけど、最近は手紙を書くこともなくなったし、使い道が無いよなぁと思うと二の足を踏む自分がいる…
読了日:09月09日 著者:ほしお さなえ
久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫)久遠の檻 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫)感想
若返りのはずがないのにそうとしか思えない、年をとらない女性。謎を解き明かそうとすればするほど謎が深まって混沌としていく感じ。よっぽど腕のいい医者だろうに勿体ないね。そして最悪だね…。
読了日:09月06日 著者:知念 実希人
傷痕のメッセージ傷痕のメッセージ感想
病理解剖したら胃壁にメッセージ。掴みはバッチリ。後半、それぞれの登場人物が個々に活動してるところに誰かが現れるたびに「この人が犯人なんじゃないだろうな…」と疑心暗鬼になったりもした。決着まで良かったんだけど、胃壁にわざわざメッセージを残した理由が弱いのと、エピローグの陣内の話が蛇足で綺麗事過ぎてちょっと興ざめだった。
読了日:09月04日 著者:知念 実希人
京都寺町三条のホームズ(17)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編 (双葉文庫)京都寺町三条のホームズ(17)-見習いキュレーターの健闘と迷いの森/後編 (双葉文庫)感想
結婚に反対する敦子さん。勾玉が1粒はいった水晶の数珠。調べてみたら、なにやら意味深でちょっと怖い神社でした。円生を潰しにかかる人物や、色々あっての展覧会。全部ひとつにまとまって大団円。
読了日:09月02日 著者:望月 麻衣

読書メーター

8月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3424
ナイス数:176

高校事変IX (角川文庫)高校事変IX (角川文庫)感想
勇次との直接対決。代理の親を求めてしまう勇次が哀しい。いちばん盛り上がる巻のはずが、今回はちょっと地味だったなという印象もある。
読了日:08月29日 著者:松岡 圭祐
高校事変 VIII (角川文庫)高校事変 VIII (角川文庫)感想
田代家との全面対決。きょうだいとも少しずつ団結してきて仲間も増えて。さぁ、これからどうなっていくのかな。
消えたあの人も気になる。
読了日:08月23日 著者:松岡 圭祐
透明人間は密室に潜む透明人間は密室に潜む感想
透明人間の描写が細かいとか、アイドルヲタクたちの暴走ぶりとか、脱出ゲームやたら凝ってるとか、色々面白い作品集だった。
読了日:08月20日 著者:阿津川 辰海
薬屋のひとりごと 11 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 11 (ヒーロー文庫)感想
陸孫、妙に気になる描写だなぁと思って読んでいたらなんだか大変なことに…。正直読んでて混乱してきた部分もありつつ、うーん。この後の話もとてもとてもめんどくさいことに巻き込まれて行くことになるんだろうな。それにしてもいつになったら帰れるんでしょうね。
読了日:08月15日 著者:日向夏
薬屋のひとりごと 10 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 10 (ヒーロー文庫)感想
馬閃は幸せになれるといいねぇと微笑ましく読む序盤。それにしても奥手が過ぎて引くけどね。今回はついにやってきた蝗害。殺虫剤は強すぎて土をだめにしたりしないのかしら? と、読んでいて思ったり。猫猫は気配を感じるとすぐに壬氏から逃げるのは読んでいて物足りない。もうちょっとうっかり逃げそびれたりしてほしい。
読了日:08月12日 著者:日向夏
薬屋のひとりごと9 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと9 (ヒーロー文庫)感想
医術を学ぶことになった猫猫と、前回のやけどの治療の壬氏。進展するようで進展しない。最後の方でそれっぽいシーンがあるのがお約束になってくるんだろうか…。船旅はもっと長く続くのかと思いきや、下船して事件、そして解決。次巻では西都に到着かー。
読了日:08月11日 著者:日向 夏
薬屋のひとりごと 8 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 8 (ヒーロー文庫)感想
愛が重いー!でも、玉葉后の気持ちもわかる…。途中、色々なエピソードが出てきて、つながってくるんだろうなぁと思いながら読んでいたら、こう来るか。
読了日:08月09日 著者:日向 夏
薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 7 (ヒーロー文庫)感想
壬氏との絡みがもっと欲しい。新キャラが出てきたりまた新たな事件が起こったり。今後も絡んでくる二人なのかなと思って読んでたけど、最後まで読んだら、どうなんだろう?
読了日:08月05日 著者:日向 夏
薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 6 (ヒーロー文庫)感想
里樹はその性格ゆえにあのように不幸を引き寄せてるんだろうなぁ。まぁ、これで一件落着、なのかね。白娘々のことも色々見えてきて、蝗害も間近って感じなのかな。壬氏の登場は少なめ。
読了日:08月03日 著者:日向 夏

読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4630
ナイス数:183

薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 5 (ヒーロー文庫)感想
これは、なんという少女小説ー!1冊で起こる出来事が多すぎて最初の方何があったのか忘れてしまう。里樹妃はここまでアレだとさすがにイライラしてくるなぁ。次はその里樹妃がらみの話っぽいので頑張って読もう。お薬話ももっと欲しい。
読了日:07月31日 著者:日向 夏
薬屋のひとりごと 4 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 4 (ヒーロー文庫)感想
一部完。ってところかな。あのかんざしはいつか戻ってくる日があるのかな。それにしてももどかしい。
読了日:07月30日 著者:日向夏
薬屋のひとりごと 3 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 3 (ヒーロー文庫)感想
コミックスの続きを…ということで3巻から。蛙の件で前のこと忘れそうだったけど、皇太后の件やらやり手婆の件やら色々あった。すっかり記憶の彼方に…
読了日:07月29日 著者:日向夏
invert 城塚翡翠倒叙集invert 城塚翡翠倒叙集感想
加害者の立場で読んでしまってしんどかった。あと、城塚翡翠ほんとに嫌いなタイプだわー……
読了日:07月29日 著者:相沢 沙呼
ミュゲ書房ミュゲ書房感想
まず思ったのは、この作者さんは司書さんっぽいなということ。作中に出てくる児童書とか、読み聞かせとか特集とかすごくそれっぽい。読後に検索してみたらやっぱり!っていう感じ。作中の祖父だけでは説明できない司書のリアルな感じがまず良かった。広川蒼汰の件は早い段階から想像がついていたものの、その前段階の市長がらみのところとかも楽しく読んだ。で、読み終わったあとに作者紹介で「カクヨム」連載で角川から出版だと改めて見て、ちょっと笑ってしまった。スッキリ読了、面白かった!
読了日:07月22日 著者:伊藤 調
レンタルフレンドレンタルフレンド感想
読み始めたときに「デジャヴ?」と思ったら、なんのことはない、アンソロジーで読んで知ってました。その後、強い女性てんこ盛りで全体的に面白かった。メイクの美佐さんとか、塔子さんとか好きだなー。綾音の本当の姿も良い。続きもあるなら読みたいと思える作品でした。
読了日:07月22日 著者:青木 祐子,げみ
准教授・高槻彰良の推察EX (角川文庫)准教授・高槻彰良の推察EX (角川文庫)感想
最初の市松人形の話はいつも通りの感じだったので、こんな感じの短編集かと思いきや、深町が子供の頃飼ってた犬の話。それからは難波視点、佐々倉視点と、まさに番外編といった感じ。人と深く関わろうとしない深町が周囲からどう見られているか、また、今後どうなっていくのかな、みたいなことを知れたのが収穫。それと、今後も面倒くさい人が出てきて巻き込まれて行くんだろうなと思わされた1冊でした。
読了日:07月21日 著者:澤村 御影
蝉かえる (ミステリ・フロンティア)蝉かえる (ミステリ・フロンティア)感想
前作よりも魞沢のキャラクターに重みや深みがあり、最初に読んだ時ほどの飄々とした雰囲気は感じず、むしろ他者の話をじっくり聞いている感じに思えた(虫の話題が出たとき以外)。どの話も重く考えさせられるそして、「どうなるの?」と思ったところで終わる。最後の「サブサハラの蠅」は今この状況だからこそ考えさせられ、そしてぞっとする。
読了日:07月17日 著者:櫻田 智也
日々猫だらけ ときどき小鳥日々猫だらけ ときどき小鳥感想
うちの猫も、度々トイレのドアを開けろとか言ってくるので、ものすごく共感した。病気がちなうちの猫の横にねっころがりながら読んでいたら迷惑そうに背を向けられた。猫がいっぱいいる生活…大変なことも多いだろうけどうらやましいなぁ。
読了日:07月16日 著者:あさの ますみ
サーチライトと誘蛾灯 (創元推理文庫)サーチライトと誘蛾灯 (創元推理文庫)感想
昆虫目当てで出掛けた先に事件が待っている魞沢。その様子はそれぞれの語り部から見ると怪しい人間に見える。最初はコミカルで話の通じない感じ。火事と標本からはもっとシリアスで重い雰囲気。ホバリングバタフライとナナフシの夜が特に印象的で好き。続編の「蝉かえる」も近々読もうと思う。
読了日:07月12日 著者:櫻田 智也
モルグ街の美少年 (講談社タイガ)モルグ街の美少年 (講談社タイガ)感想
密室の話の最後は『ああ、美少年探偵団だ!』って感じ(図解を見て)。
読了日:07月10日 著者:西尾 維新,キナコ
東京ディストピア日記東京ディストピア日記感想
コロナウイルスを信じる人、信じない人。何かと分断されて描かれていく2020年の1年間の日記。「極端な選択」という言葉には私は違和感を覚えるけれど、それ以外は概ね共感できるなと思いつつ、読んだ。それにしても、被害を訴える人の訴えを信じずに本人にぶつける無神経さ…。最後のZOOM会議の様子が不快だなと感じる。世の中の流れとともに桜庭さんの身近な世界の流れが描かれているのが興味深い。
読了日:07月08日 著者:桜庭一樹
インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー (ハヤカワ・ミステリワールド)インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー (ハヤカワ・ミステリワールド)感想
独立戦争時代のアメリカを舞台にした小説は読んだことが無かったので、時代背景を調べつつ、地図を見つつ読み始めた。最初は時間がかかったけど、アシュリーの子供の頃の話が終わってからはスムーズに読めた。最後のほうは、うまくいえないけど凄い愛の話だったなぁとしみじみ。クラレンスやアシュリーの間近で共に長い旅をした気分。
読了日:07月05日 著者:皆川 博子
スモールワールズスモールワールズ感想
大変な本を読み始めちゃったなぁと思ったものの、思いの外あっさりと世界観ににどっぷり浸かり、そのまま最後まで読んだ。『花うた』は、少しアルジャーノンぽさも感じる仕上がり。孤独と繋がりとでなんだかんだ温かい。『魔王の帰還』は作中での唯一の癒やしと言ってもいい。『ピクニック』は本当に嫌だ。全体を通して、透明な水の底に僅かに淀みがあって、たまにかき混ぜてしまって見えなくなる。そんな雰囲気で好きだと感じる。
読了日:07月01日 著者:一穂 ミチ

読書メーター

今月はいっぱい読んだ

6月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4483
ナイス数:279

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)感想
本人は大変生きにくいことだろう。そして、本人が自覚のないまま仕事をしている職場の人はさぞ困っていることだろう。自分自身も、IQは普通だと思うけど、対人関係と丸暗記が苦手・弱いところがあるなぁと。子供の頃忘れ物が多くてよく親に持ってきて貰ってたなぁ。なんか、いつのまにかそつなく生きていけるようになってるけど、ひょっとしたら自分もそうかも?と思うし、同じ職場のあの人も怪しいよなーと思ったり。
読了日:06月30日 著者:宮口 幸治
最高のアフタヌーンティーの作り方 (単行本)最高のアフタヌーンティーの作り方 (単行本)感想
突っ走り気味の涼音のキャラクターに、苦手だなと思ったのは最初だけで、流石に経歴に基づいた冷静さも持ったキャラだったのでひと安心。達也は最初随分冷たく感じたけど、DXであることの葛藤や傷を負っていることが見えてくると急に人間味を帯びる。そんな感じで表向き華やかな人たちが、色々な思いを抱えていることが見えてくると、リアルだなと感じて、そういうところが良かった。あと、おじいさんの話はそれだけで1冊出来そうよね。
読了日:06月30日 著者:古内 一絵
宝石商リチャード氏の謎鑑定 輝きのかけら (集英社オレンジ文庫)宝石商リチャード氏の謎鑑定 輝きのかけら (集英社オレンジ文庫)感想
谷本さん絡みの話から始まったので、色々な人の目線の短編集かなぁと読みはじめたけど、殆どジェフリーの長編みたいな感じでしたね。コンテナハウスとか、出てくるものが素敵で惹かれます。
読了日:06月27日 著者:辻村 七子,雪広 うたこ
お探し物は図書室までお探し物は図書室まで感想
他人と比べて苦しくなったり自分の視野が狭くなったりして苦しい時に救ってくれる図書室。最後の章まで読んだら今まで出てきたり人がこれでもかと繋がって輪になっていく。ほんわかやさしいよい作品でした。大きい白い女性からうまれる羊毛フェルトのことも気になりつつ、読み終わってからブックカバーを外したら思いの外リアルな作品で驚いた。凄いなぁ。それと、ハニードームが気になってしょうがない。
読了日:06月23日 著者:青山 美智子
ゴーストハント7 扉を開けて (角川文庫)ゴーストハント7 扉を開けて (角川文庫)感想
前巻のお屋敷の帰りから始まって、怒涛の展開。麻衣と一緒になって町長に腹を立てたり、読んでて虫が怖すぎたり。6年前に読んだこともすっかり忘れて楽しく読んだ。しっかり少女小説として完結してて満足。ただ、この後の展開も気になるから、続きもシリーズ化して欲しかったなぁと、きっと前回読んだときも思ったはずだけど、今回も思う。
読了日:06月20日 著者:小野 不由美
ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)ゴーストハント6 海からくるもの (角川文庫)感想
ぼーさん大活躍。寺や神社のこと、それと昔の日本での『家』や戸籍について結構勉強になる1冊。これを過去に中学生女子なんかが楽しく読んでたんだと思うと、すごいことだよなぁと思う。
読了日:06月19日 著者:小野 不由美
エレジーは流れないエレジーは流れない感想
アホな男子高校生の緩い話。温泉地の皆の家族感とかそういうのが昔の田舎の感じでなかなか良かった。
読了日:06月15日 著者:三浦 しをん
めぐりんと私。めぐりんと私。感想
移動図書館に集まってくる人たちの出会いや、謎の解決。こういう出会いは移動図書館ならではかなと感じる。
読了日:06月12日 著者:大崎 梢
アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)アンデッドガール・マーダーファルス 3 (講談社タイガ)感想
こういう話は普段あまり好んで読まないんだけど、このシリーズは面白いし好き。あっちでもこっちでも似たような事件。それを鮮やかに解決していく様は読んでいて気持ちがいい。
読了日:06月11日 著者:青崎 有吾
のっけから失礼しますのっけから失礼します感想
読んだところからきれいさっぱり忘れていくが、体脂肪率と首位打者の打率を天秤にかけるところは信じられないくらい面白かった。あと、ドS歯科医の下りも印象に強く残った。
読了日:06月08日 著者:三浦 しをん
木曜日にはココアを (宝島社文庫)木曜日にはココアを (宝島社文庫)感想
連作短編で1篇がほんとうに短いので楽に読めて、連作なので心を入れ替えなくても自然と次の話に入っていける。温かい良いお話が詰まった良い作品でした。
読了日:06月05日 著者:青山 美智子
わたし、定時で帰ります。: ライジングわたし、定時で帰ります。: ライジング感想
賃上げ交渉!ネオストライキ!生活残業についてのことを読んでいて、非常に納得してしまった。効率よく時間内に働いて、給料も上がる、すばらしいと思う。効率化が苦手な人にはたまったもんじゃないかもね。『この無駄な単純作業を早く終わらせたいという思いの強さが新しい技術を生む』とても共感!無駄な作業ばかり増やしてダラダラやるのは私も好きじゃない。
読了日:06月04日 著者:朱野 帰子
高校事変 VII (角川文庫)高校事変 VII (角川文庫)感想
1巻よりも前の回想話かとおもって読んでいたら流れるように現在の事件へ。とんでもない悪人達と、新たに出会った一緒に戦ってくれる人間と入り混じって、あっという間に読了。
読了日:06月03日 著者:松岡 圭祐
化学探偵Mr.キュリー10 (中公文庫 き 40-15)化学探偵Mr.キュリー10 (中公文庫 き 40-15)感想
王子が来日。何事!?と思った。王子の研究から始まり、スカウト、求婚と振り回されながら同時に進行する入江と袖崎の問題。なんだかんだ、舞衣のポジティブなところにみんなが影響を受けていて良い方向に進んでいくことに好感が持てる。個人的に、国島が出てくる場面は特に読んでいて楽しいのでもっと出てほしい。
読了日:06月02日 著者:喜多 喜久

読書メーター

ゴーストハント、6年ぶりにシリーズ読み終わりました。
こんなだったっけなー…。全然覚えてないから初めて読んだ時みたいに楽しめましたけどね!

相変わらずの記憶力の無さで、新鮮に楽しめるので、これはもう脳の欠陥だと思うし、ある意味才能かなぁとも思います。
丸暗記とかはほぼ不可能に近い脳です。
最近は時に酷くて、3冊前の本の内容も大して覚えていない有様…。私大丈夫なのか?

これは推測なんですが、読書量が増えた数年前から圧倒的に悪化している気がするんですよね。
本を読んで知らない単語を知ることが(30代後半くらいにもなって)大幅に増えて、リソースがそっちに奪われてるというか。
あと、インプットするばっかりで、アウトプットする機会がないのも良くないのかなぁと思います。

そして今日届いた本です!!(ドンッ)

左の『インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー』ですが、エドワード・ターナー三部作の最終巻ということで、ものすごーく面白かったのは覚えているんですが、内容は覚えてない! 自慢することじゃないけど。
新刊が届いた時に過去作の登場人物ページを読んでなんとなく思い出してみたり。
一作目を読んだのが2012年、二作目が2014年なので、私が覚えてるはずがないのです。読メの自分の感想を読んで『こんなこと思ったんだー!!』って驚くほどですからねぇ。

読書系のSNSの感想はネタバレを気にして思ったことが書けなかったりするので、もっと別の媒体で書いておく必要があるのかもしれない…あらすじとか。
……などと書きながらふと思い立って検索してみたら、一作目のあらすじを書いてるログはみつけた…私……書いてるじゃん。
以下の通りです。

開かせていただき光栄です / 皆川博子

通院日。最近はワイパックスを1日2錠のんでることもあり、通院頻度はやや高め。
だってさー仕事行く前に飲んでいかないとイライラしちゃって止まらないんだもの…

そのことをせんせいに話したら『上手に調整してて良いといます』とお褒めの言葉を頂いたよ。

そんなかんじで薬はいつもどおり。
あ、前回から28日分ではなく30日分処方してくれるようになったことが結構嬉しいポイント。

船橋(病院があるとこ)には無印もロフトも大きい本屋もあってついつい多めに買い物をしてしまった。
ハーブティーとか、シリコンの菜箸とか。

あと、本とか。

キャクストン私設図書館
書店でパラパラ読んでみたら面白そうだったからつい買ってきた。

ところで、いま(8日早朝)の悩みはマイスリーがあまり効かずに眠れないことです。寝たい。
あと、待合室とか移動中と、眠れない今も三浦しをんのエッセイ読んでるんだけど、これくだらなくてめちゃくちゃ面白い。

5月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3506
ナイス数:166

准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影 (角川文庫)准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影 (角川文庫)感想
前巻のお祭りの振り返りからの、お化け屋敷、人面瘡、紫鏡。高槻の親戚や、母が出てきたり、もうひとりのぼく的なのが出てきたりと色々あった。今回は佐々倉の登場は控えめだったなー。紫鏡の話は子供の頃何かの雑誌の怖い話特集みたいなので読んだなぁ。今後は高槻家の関わりももっと深くなっていきそうで、怖くもあり、気になりもする。
読了日:05月29日 著者:澤村 御影
高校事変 VI (角川文庫)高校事変 VI (角川文庫)感想
沖縄に修学旅行、からの米軍基地に侵入。どうなるのかと読んでたらとんでもない展開が次々と巻き起こる。これで終わりかと思いきやまだあるの!?って感じ。今巻も凄いエンタメだった。
読了日:05月27日 著者:松岡 圭祐
涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの直観 (角川スニーカー文庫)感想
気軽に読み始めたら、思ったよりマニアックなミステリ談議に終始してて驚いた。わりと面白かった。
読了日:05月23日 著者:谷川 流
【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (『このミス』大賞シリーズ)【2021年・第19回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】元彼の遺言状 (『このミス』大賞シリーズ)感想
前半の変な設定と主人公のアクの強さに胸焼けしつつ読み始めた。村山弁護士が殺されたところあたりから面白くなって、一気に読んだ。後半の警察とのわちゃわちゃしたところとか、カーチェイスが、もっと読み応えあるものだったら良かったなぁと思った。面白かった、あと、こういう作風は講談社のほうが合いそうな気がする。
読了日:05月19日 著者:新川 帆立
高校事変 V (角川文庫)高校事変 V (角川文庫)感想
澪の、親に理解を得られないもどかしさが、すごいリアルだなと思いながら読んでた。それにしても田代親子のヤバさがどんどん際だっていって嫌な感じが増していきます。ストーリーを通しては最後にすっきりできるので良い。
読了日:05月17日 著者:松岡 圭祐
殺人依存症 (幻冬舎文庫)殺人依存症 (幻冬舎文庫)感想
今まで読んできた本の中でいちばん救いがなくて最悪な本だった。展開は面白かったけど、読めば読むほど嫌な予感しかしなくて、結局最悪な終わり方をした。この作者の本、あのシリーズ以外読むのをやめようと本気で思った。でもまた新しく出たら読んじゃうんだろうなぁ…
読了日:05月14日 著者:櫛木 理宇
蒼海館の殺人 (講談社タイガ)蒼海館の殺人 (講談社タイガ)感想
途中に出てくる違和感とか引っかかりとかを全部キレイに回収しておしまい。予定調和な部分はあれど楽しく読めました。
読了日:05月12日 著者:阿津川 辰海
いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂3 鳳凰堂の紫の上 (メディアワークス文庫)いらっしゃいませ 下町和菓子 栗丸堂3 鳳凰堂の紫の上 (メディアワークス文庫)感想
今回は以前のシリーズに戻ったかのような連作短編で、裏で何やらきな臭いものが動いているのも気になります。
読了日:05月08日 著者:似鳥 航一
掟上今日子の鑑札票掟上今日子の鑑札票感想
今回のCMはずいぶん思わせぶりな感じでやってたけど、結局のところどうなのはは、わからないまま。ところで親切さんって今どうしてるんだっけ?
読了日:05月03日 著者:西尾 維新

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