Strawberry + Heart | 2008/11Strawberry + Heart | 2008/11

猫と読書とレースにまみれた怠惰な日々。

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前髪きったー♪

 夏くらいからずーっと切ってなくて、先月美容院でも式前だからという理由で前髪を切ってもらえませんでしたッ。

 で、美容院に行った翌週に式の髪形が決まって、切れるようになったんだけど、いつもの美容師さんは辞めちゃっていないし、初めての人でいきなりビックリするような感じにされたらなぁ…と思ってさらに放置。

 鼻の頭に届くくらい長くなった前髪は、暴れに暴れ…。

 耐え切れず、自分で切りました。
 あぁーやっぱ前髪は自分で切ったほうが思ったように出来るよ☆

 左側から七三くらいの感じで前髪を分けてるので、サイドは少し長めで、分け目付近が一番短いように切りました。
 あーこれで邪魔な前髪から開放されたー。

奈々ちゃんのDVD

 なんとなく昔のDVDを見てたら、ATTRACTIONとカウントダウンって1年開いて続けて出てるライブDVDなんだけど、この間に歌い方が凄く魅せる感じになっていて、ステージでの雰囲気も大分変わって見える。

 この変化、マジスゴイよ(*゚ロ゚)!!

 TRANSMIGRATION見てて思ったんだけどね、ほんとにびっくりするよ。
 ホントだよ!!

 今や、でかいホールどんどんやってて、FCの人数も私が1年ちょっと前に入ったときは10000番以内だったんだけど、今はすっげぇらしい。
 15000とかって噂をちょっと前に耳にしたような…?

 今知ったら『何この人天才!?』って思ってしまうけれども、小さい時からずーっと歌を歌ってきて、積み重ねてきている努力の人なんだなぁー…と、DVD見比べてしみじみ思った。

 来年のライブ、チケット取れてるといいなぁー…。
 武道館の1、3日目を申し込みましたよ。全部行こうとしたんだけど、3Daysは経験ないし死ねるだろうと思ったので、間1日抜きました。

 金曜日はひとりで申し込んだんだけど、当たったとしてひとりで武道館とか!?
 …ひとりで開園までの時間をどう過ごせばいいの!?みたいな…。

 多分、グッズ買いに早く行くと思うので、平日だけどオフ会的なものがあれば参加してみようかなぁ。
 もうすでに次のライブが楽しみだなぁ。

現実感が薄れてきましたよ。

 こうもフィクションの世界で生活してると、現実味を全く感じなくなってしまって…イケナイ…!
 とにかく、私はスイッチがオンかオフかしかないので困ります。

 読書してる時は、外見はオフですが中身はオンです。
 とにかく文字が頭の中でばらばらと踊り、駆け巡ってます。

 …でも、ちょっと疲れたので昨日読み終わってからまだページをめくっていません。
 これからまた寝るまで再開します。

 ところで、これから読む鏡の国のアリス。
 著者であるルイス・キャロル。
『幼い少女たちをこよなく愛し、生涯独身』と、カバー折り返しの著者紹介に書いてあった。

 実際、Lolita complexであったかどうかは定かではないようだけれども、この後に積み本、ナボコフ『ロリータが』控えているのでそういう目で読んでいこうかなと思う。
 そういえば、Alice in Wonderlandはマキューアンの小説の合間に休憩がてら読んでたんですが、その『愛の続き』のなかに、アリスを例えとして使ったところがあった。
 なんたる偶然!!と思って驚いたんだけど。

 今鏡の国〜の前にウィキペディア見てたらナボコフルイス・キャロルのことを「最初のハンバート・ハンバート(『ロリータ』の主人公の中年男)」と呼んでいる。っていう一文がでてきて…。
 あぁ、こうやって読書の運命の糸は様々なところに繫がっているのだなぁと思ったのです。

 そして話が飛んで、最近ぜったいやれるギリシャ神話みて、面白いなーと思ってます。
 しょーこりもなく、オンナ引っ掛けてくることしか考えてない神話の登場人物が笑えます。

 ヨーロッパ文化は奥が深いなぁ。だからこそハマる。

アムステルダム / イアン・マキューアン

アムステルダム (新潮文庫)
アムステルダム (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 2005/07
  • 売上ランキング: 14110
  • おすすめ度 3.5
─「OK、ただしひとつ条件がある。君も同じようにしてくれること。V」

 愛の続きを読み終えた勢いで、このまま続けて読んでやるぞー!と読み始めました。
 贖罪を読んだ時も、愛の続きを読んだ時も、緩やかに退屈にしんどいまま前半読んでいって、後半のある瞬間から唐突にページをめくる手が止まらなくなります。

 この、アムステルダムは比較的薄いので全体的にさっくりいけるかなーと思いきや。
 …やっぱり前半はかなり突っかかりました。
 4章あたりからかなりスピードアップしたなぁ。

 そして、わたしが引っかかったのは、編集長であるヴァーノンの性器の表現のところです…。
 なんていうか、文庫の118ページ5行目あたりからの表現が、読んでいて『あぁ、マキューアンの小説なんだな』なんて思ってしまうくらい。
 このアムステルダムより過去の作品はあらすじを読むだけでも(そういう意味で)凄そうなので、是非そのうち読んでみたいな…と思います。連続は疲れたので、またそのうちに…。

 話は、モリーという女の葬儀から始まり、その女を取り巻く愛人たちがもつれあって、ストーリーが進んでいく。
 内容は全然違うけど、仕立てが三谷幸喜の『THE 有頂天ホテル』みたいだなぁ…と感じました。
 同じ舞台の上で、視点が次々と変わりながら大波に乗ってストーリーがこっちに押し寄せてくるみたいな。
 ストーリーの内容は暗い感じがするものの、エンターテイメントとして凄まじいなぁ…と、圧倒されっぱなしです。
 まぁ、最後どうなるかは読み初めでなんとなく想像はつくものの、それでも最後数行になっても気が抜けない。

積み本補充。

 今日は9時過ぎに起きて、昨日寝る直前まで読んでた本の続きを読みました。
 お薬を飲んで布団に入って読んでいたので、少しだけ読んだらもう気がちょっと抜けると本を持ったままZzz…となっていて、頑張って読んでも内容が全然頭に入ってこないし。諦めて寝ました。
 だから今日は続きを12時過ぎまで掛けて読了。

 それでやっと布団から起き出して、本棚を確認。
 積み本が少ししかない…(焦。

 少しといってもハードカバー2冊と文庫3冊あるわけで、まだ全然大丈夫なのですが…。
 読みたいと思った時に手をとるんじゃないとなかなか楽しめないしなぁ…と言い訳を作成。

 いそいそと電車に乗って出かけました。
 本は3冊購入。
 値段で予想してたのよりずっと薄くて、これで660円!?ってびっくりしたけど、読みたかったから買ってきちゃった。
 合計2000円くらいでした。
 …これなら密林でも同じだー…とちょっと後悔したけど、本を手にとって選ぶことも大切だなぁと感じたり。

愛の続き / イアン・マキューアン

愛の続き (新潮文庫)
愛の続き (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 発売日: 2005/09
  • 売上ランキング: 124344
  • おすすめ度 4.0
─親愛なるジョー、ぼくは幸せが電流のように体を駈けめぐるのを感じています。
ジョー、いつかはぼくを許してくれますか?

 イアン・マキューアンは1948年、英国ハンプシャー生まれ。
 98年度に『アムステルダム』でブッカー賞を受賞したがその前作。
 そして、これもブッカー賞にノミネートされていたとのこと。

 日本では確か、アムステルダムのほうが先に邦訳出版されている。

 …そんなわけで、マキューアンの出版順に倣って私も『愛の続き』から読むことにした。
 表紙は、青空に赤い大きな気球と、それにぶら下がってる人が印象的。最初、キレイなタイトルと表紙だなと思ったが、読んでみたらとんでもなかった。

 科学ジャーナリストの主人公ジョーは、恋人のクラリッサとピクニックの途中、気球の事故に遭遇する。
 そこで出会ったパリーに執拗につきまとわれ、ジョーとクラリッサの関係や、ジョー自身も崩壊を始める…。

 そんな内容のもので、パリーは日本で言うストーカー(ド・クレランボー症候群と書かれている)で、家の前での待ち伏せ、つきまとい、気持ちの悪い手紙…を行っている。
 中盤に1章まるごとパリーの手紙の内容で占められている部分があるが、それがとにかく気持ちが悪い(贖罪で、ロビーが間違えて渡してしまった卑猥な内容の手紙と同じくらい気持ちが悪い…)。
 パリーがジョーに送る愛情は、そもそもはジョーがパリーに向けたものだと思い込んでおり、その他ジョーがパリーにそっけない態度を取るのもまた全て愛情の裏返しであり『合図』だと思い込むらしい。

 男性の同性愛、ストーカー、中年…。
 ここまで揃うと、なんだか加齢臭が漂ってきそうな勢いだ。硬くなったパンに酸化したバターを塗って食べてるみたいな感じ。

 また途中、ローガンの妻が亡くなった夫に対して、亡くなった事実よりも、その時に別の女性と一緒にいたという見栄が原因で死んだんじゃないか…と、疑り病んでいる様子が描かれている部分がある。
 愛に溺れた女性って(というか、男女問わずなのか?)、こういうことって結構あるんじゃないかと思う。

 歪んだ愛情がひとつの束になってこちらに襲い掛かってくるような感じ。
 気持ち悪い…(褒め言葉。

リラックマボウル

 ネットして、エレクトーン弾いて、買い物に行って読書して…。
 そんな一日。

 先日、ローソンに行ってリラックマボウルを貰おうと思ったら、
「今在庫が無いので3日後くらいに来てくれ」
 と、曖昧な返事をされたので、今日そこの店に電話をして、在庫が入ったかどうか確かめようと思った。

 14コールくらいしてやっと電話つながる。
 有るか無いか確認したかっただけなのだけど、大陸訛りの日本語を話す女性から必死に
「いっぱい入荷したんだけどなくなってしまった。入荷したらこっちから電話するから」
 と、言われる。

 そして、名前も電話番号も名乗らないうちに電話を切られる。
 大陸はさすが斜め上を行くぜーと思って、他のローソンに電話。

 たくさんじゃなければ有るとのこと。
 早速自転車で引き換えに行く。そして無事入手。
 マグカップと同じように全部がリラックマの頭になってて可愛らしい。

 あとはエレクトーンの練習をしたりネットしたり読書したり。
 本はやっと波に乗って読めるようになってきて、今日は100ページくらい進んだ。
 そんで、あとで忘れないように読んだところの感想なんかをカンタンにメモ。

 マキューアンの小説…気持ち悪い…(褒め言葉

たったひとつの住みにくいところ。

 今住んでいる街で、ひとつだけ不便だなぁと思うことがある。
 それは、大きい書店が近所に無いこと。

 昨日、エレクトーンのレッスンの帰りに、欲しい本があって新小岩と小岩の本屋をハシゴしたけど売ってなかった。
 ちなみに、探している本はずっとお城で暮らしてる なのですが。

 そんなわけで、本屋の海外文庫の棚の前でひとしきりぼーっとしていたら、どうやらかなり本読みっぽいおじさんが同じ棚の前で熱心に本を棚からとってめくりだした。

 本読みの人って、一様に同じ空気を醸し出している。
 わたしは、傍から見たらこういう『本読み』の空気は出ていないのだろうなぁ…となんとなく思う。

 私は洋裁経験者のおば様に話しかけられたり、空気を共有することが結構多い。
 そういう感じと同じで、本読みたちの間でもおんなじ空気を感じてそれを共有することがあるのだろうなぁ…としみじみと思った。

 家に帰って海外名作をあれこれ『次はどれを読もうか…』とネット検索。ナボコフのロリータ か、百年の孤独 か、ドリアン・グレイの肖像 かなぁ…とおぼろげに思う。
 なんとなく、ドストエフスキー とかに手が伸びないのは何故かなぁ…。堅苦しいイメージだからだろうか?
 それとも、作者の顔(髭面で気難しい表情の)が脳裏に浮かぶからなんだろうか?

 とりあえず、生まれてこの方一般書籍にほとんど目を向けずに来た分、多くの名作に触れたい。
 そして、読みながらいつも思うのは、
 小さい頃から読書をしろと言われて育つけれど、こういう人間くさいドラマを成長過程のうちに知るのはいいことなんだろうかなぁ…。
 と、そんなことを思ったり。

 私はハタチを過ぎるまで世の中はキレイなことばっかりだと信じて疑わなかったので、余計にそう思うんだろうか?
 それとも、この年齢になって読むからこそ、裏を読んでこういう感想を持つんだろうか?わからん。

ナイス☆自意識

 派手に転んでひさにすりむけ作ってから1週間と少し。

 いまだに治らず…。
 そのくせ、普通にスカート履いて出歩いてます。

 電車に乗って座ってると、なーんか膝に視線が…。
 『ナイス☆自意識
 って思ってましたが。

 今日エレクトーンに行く電車の中でもガン見されて、どうやら自意識ではないらしいことに気付きました。

 寒くなってきたので、ひび割れてなかなか治らず、まだでっかいキズが子供みたいに両膝にどーん。
 化膿してるからキズパワーパッドも出来なくて、どうしたもんかなぁ…。

 Nice self-confidence☆
 かと思ってウキウキしてたのに違うのか。

 ↓↓元ネタ↓↓

不思議の国のアリス / ルイス・キャロル

不思議の国のアリス (新潮文庫)
不思議の国のアリス (新潮文庫)
  • 発売元: 新潮社
  • 価格: ¥ 500
  • 発売日: 1994/03
  • 売上ランキング: 8490
  • おすすめ度 4.0

 中学生の英語の教科書にも出てくる『不思議の国のアリス』。
 そんな頃、実家でも買ったような気がするんですが、最近本を探していたら新装丁になっていて、とてもかわいい雰囲気だったので購入しました。

 凄く薄い本なのですが…。
 読みにくいっっ……( ̄Д ̄;;

 『〜していてね。』と言う文書が多く、子供に語っている話し言葉をそのまま文章にした感じ。
 大体、どのくらいの年代の人が読むために発行されているんだろう…?中学生くらい?

 それにしても、このくらいのストーリーなら原文で読むのも全然アリだろうな。
 「不思議の国のアリス」を英語で読む (ちくま学芸文庫) っていう本に興味を惹かれる。

 ちなみに、私が知ってるアリスは、ディズニーのやつだったような気がするんだけど、今調べてみたら1951年の作品。
 復刻かなにかされたものを見たのかなぁ?(カラーだったし)よく覚えてないけどテレビ放映されたものを録画して何回も見たなぁ。

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