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コバルト文庫で辿る少女小説変遷史

2017.02.09 Thu 09:20

タイトルが気になって読んだ本。
少女小説というジャンルの変遷をたどるにおいて、まず明治時代から話が始まったことにびっくりした。

深い話はCobaltの前身である小説ジュニアという小説誌からはじまる。

著者が先生の立場であった小説ジュニアから、お姉さまの立場になったCobalt。
かつて言われた『少女小説』を否定した小説ジュニア。少女小説家を自ら名乗った氷室冴子の存在。

そこから、各章10年毎に語られ、現代の『姫嫁』まで。
とても興味深かったです。

私が初めて少女小説を読んだのは80年代後半、小学生の時でした。
友人に薦められて、少女小説が売っているコーナーに行って、初めて読んだコバルト文庫。
意味はよくわからなかったけど、ポエムみたいな文章が私の心にすごく響いたのを覚えています。

少女漫画が好きだったから、その流れで中学生くらいの時は折原みと読んだり、小林深雪読んだり。
小学生の時、絵が古臭いのが嫌で読まなかった『丘の家のミッキー』を、高校生の時に友人に借りて読んだ時は目からウロコだった。面白すぎて。

その後、少女小説売り場の平棚がどんどん男同士が絡んだ表紙で汚染されて行って、ショックだったし。アレがあったからBL大っ嫌いになった。
理由がそれだから、JUNEとか耽美系は別に嫌いじゃなかったけど。とにかく気軽にセックス描写しかないBLが嫌だったことを思い出したりした(BL漫画はちょっと読んだことがあった)。まぁ、BL小説は10年後くらいにちょっとした転機があってハマったんだけど、当時の悲しみは今でも癒えていないのです。少しだけね。

BLといえば、一時期大量に発売されていたBLCDが今はかなり数を減らしているわけですよ。サイバーフェイズ、インターコミュニケーションズ が倒産したり(どっちも2010年)。ムービックが撤退したり(最近また出てるっぽい)。Atis Collectionとかも前は月に1枚ずつは出てたのが今はかなり数を減らしていますし。
BLCDに取って代わって流行しているのが、シチュエーションCD→乙女ゲーあたりの流れかなと思います。
その辺の推移と、少女小説の女主人公回帰っていうのが似た時期に起こってるっていうのも面白いなぁと思います。
BLじゃないにしても、男性主人公のファンタジー小説が主流だった時代から、女性主人公ファンタジーの恋愛ものに流行が変わった時期があるんですよね。

ある時期から若い女性が、『男性主人公でワクワクするもしくは男子の友情を妄想してドキドキする』っていうのから、『主人公に自分を投影させてキュンキュンする』っていう趣向に変化してる(人が増えた?)。
この時代に何があったのかなぁ? って考えても私にはさっぱり思いつきません。
声優さんの話で言えば、この頃に出てきた若手の人あたりから、BLNGの人が増えた気がします。
BLっていうか、濡れ場NGかな。子役あがりの人が増えたからかもしれないけど。
それまでは売れない若手の人はとにかくBLCDに出るみたいな風潮があった気がします。
今の若い人はとにかく、表に出てアイドル活動をしているみたいですよね。

それはさておき、90年代当時、ファンタジーも少年主人公も興味がなかったし、コバルトとは全く無縁の生活になって。でも結局読むものがないからラノベばっかり読んでたこともあった。
そのラノベすらほとんど読まなくなってから出会ったのがマリみてで。大好きな学園モノで、可愛い女の子いっぱいで。怖いくらいわかりやすくハマったよね。
実家から出てすぐの頃で、近所の本屋に行ってちょっとずつ買って既刊全部読んで。結局シリーズ最後まで全部買った。

最近、書店に行くついでに、少女小説売り場をなんとなく眺めると、王宮みたいなすごい華やかな表紙の本ばかりになっていて驚きました。
今の自分には全部おなじに見える。

近年、ライト文芸ばっかり読んでる私にとって、オレンジ文庫の刊行はすごく嬉しい出来事でした。
アラフォーになったってねぇ、フィクションの恋愛でキュンキュンしたい時があるんですよ。でも、シンデレラみたいな舞台の小説には惹かれないからコバルト文庫の売り場にいっても食指が動かないし。
アラサー近辺の時は、BL小説読んでた時期もあるけど、作家買いだからさ、好きな作家さんが新しい本を出さなくなっちゃった今、それも読んでないしさ。

ま、ライト文芸も、少女小説の『姫嫁』みたいに、似たような日常の謎系のミステリーばっかりではあるから、廃れないでほしいなとは思うけど。
あ、あと、後半ライト文芸のあたりを読んでる時に『ビブリア古書堂』の話が出てきたところで、『ライト文芸は40代の読者が多い』って書いてあって驚いた。
自分よりちょっと若い読者が多いのかなと思ってたんです。

思わぬところで、自分を振り返るいい機会になりました。
80~90年代に少女小説が好きな少女だった人にオススメできる良い本だと思います。

KirafesのBDと。

2017.02.01 Wed 14:23

ものすごく変な夢を見て目が覚めてしまったので、ぼんやりしながら昼過ぎに秋葉原に行きました。
Kirafes2016のBD発売したので、アニメイトまで受け取りに。

ガールズステーションっていうのができたのでそっちに予約してました。
BD受け取りと同時にDGSのCDとBDの予約をしたかったので、4Fまで上がって予約票探し。
CDはあったけど、BDは見つけられず。面倒になったのでレジに行きました。

レジのお姉さんに伝えたところ、データを探してくれて無事に予約できました。
入金も完了。
Kirafesのほうはネット予約で店頭受取にしてたのでそっちもお支払い。
11月に突発的に働いた分のお金はここに消えました。本望です!

そのあと、ふと気が向いて書泉ブックタワーに行って文庫漁り。
最近、喜多喜久さんにハマっているので探してきました。
幻冬舎から出ている分は小口研磨されていない(返本されていない)のがあったので購入。
宝島のほうはガリガリに削ってあったので買うのはやめました(小口研磨なんか滅びればいい!)。

今日はこれからBD鑑賞ですよ。

1月読書まとめ

2017.01.31 Tue 23:55

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3143ページ
ナイス数:111ナイス

理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)感想
この方の作品を読むのは2回目。しかもこちらはデビュー作なのですね。文章は濃くて少し読みにくく、キャラも誰だっけ?とかあったりしましたが、楽しく読めました。それはさておき、後書きの機械オンチのくだりは全部ネタなのか、事実なのか。
読了日:1月30日 著者:似鳥鶏
未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の未闘病記――膠原病、「混合性結合組織病」の感想
表紙の猫が可愛かったから。あと、病気のことか多少気になったから読んだ。うわー、話進まねぇーと思いながら読んでました。生まれ育った時代も場所も自分とは違うからわからないから、なんとも言い難い。とりあえず、知らない人の売り言葉までも、作品使って買ってるのは難儀だなぁと思う。ただ、具合が良くなくて周囲と話が噛み合わない件は自分も経験があるなぁと思う。他の人のこと、『こんなに苦しいのに元気に生活しててすげぇな』とずっと思ってたんだけど、そうじゃなかった事がわかったのは私の体調が上向いてきてからだったから。
読了日:1月27日 著者:笙野頼子
研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)研究公正局・二神冴希の査問 幻の論文と消えた研究者 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
タイトルになってる二神の登場までが長かったけど、彼女が出てきてからは火がついたみたいに展開した。例の件を土台にしてるのは誰が読んでも明らかで、あの件について、作者がこう思ったんじゃないか? もしくは、こういう意見が周囲に多かったんじゃないか? と思わせる描写もあった。読み始めは、専門的過ぎて難しいかな?と思ったけど、読み進めるとそんなことも無く楽しく読めた。
読了日:1月24日 著者:喜多喜久
桐島教授の研究報告書 - テロメアと吸血鬼の謎 (中公文庫)桐島教授の研究報告書 – テロメアと吸血鬼の謎 (中公文庫)感想
すごく面白かった。ノーベル賞受賞者の女性が謎の病がきっかけで若返るっていうのも良いし、吸血鬼の謎もとても興味深かった。続きとか、出たらいいのになー
読了日:1月23日 著者:喜多喜久
時限病棟 (実業之日本社文庫)時限病棟 (実業之日本社文庫)感想
脱出ゲームを取っ掛かりにしたなんか色々とどす黒い人間模様でした。話はものすごく面白かったし、前作と同じ病院を舞台にしているので、それでニヤニヤする部分もあった。ところで、フィクションなことはもちろん承知の上での話なんですけど、『リアル脱出ゲーム』って確かSCRAPの商標なんだけどなー。と思いつつ読んでました。そのお陰で集中出来ずに残念。例えば『脱出ゲーム』とか『リアル謎解き』とかじゃダメだったの?
読了日:1月19日 著者:知念実希人
結物語 (講談社BOX)結物語 (講談社BOX)感想
退屈な今シーズンを読み続けてきて良かったと思える内容でした。もうここで終わりでもいいのよ? って思っちゃうけど、まだ続くんだよね。こうなったら最後まで付き合おうじゃないか。…なんか、色々と気になることもまだあるし。あと、高校生阿良々木くんに感じてた違和感みたいなものが、大人になった彼を読んでて色々と腑に落ちた感じがする。
読了日:1月16日 著者:西尾維新,VOFAN
建築士・音無薫子の設計ノート 謎(ワケ)あり物件、リノベーションします。 (宝島社文庫)建築士・音無薫子の設計ノート 謎(ワケ)あり物件、リノベーションします。 (宝島社文庫)感想
あっさり読めた。やや綺麗事かなと思う部分も無くはないけれど、こういうのも必要だと思う。ただ、人情に訴えるストーリーの割に私の心になにも生まれないのはなんでだろう? もっと心に刺さるものがあったら大好きな作品になりそう。
読了日:1月16日 著者:逢上央士
あしたはれたら死のう (文春文庫)あしたはれたら死のう (文春文庫)感想
タイトルからして、救いのない話だったら嫌だなと思っていたけど、強くて前向きな話だった。生きていくって大変だなとしみじみ感じる。
読了日:1月14日 著者:太田紫織
掟上今日子の旅行記掟上今日子の旅行記感想
隠館語りの長編で安心。色々波乱のフランス旅行でしたが、あっさり落ち着いてました。あの文字、実は今日子さんが書いてたんじゃない?とか思ってたらそんなオチはなかった。ところで、今日子さんの過去の話はいつになったら出てくるんでしょうね。そろそろ待ちくたびれたなー。
読了日:1月11日 著者:西尾維新,VOFAN
僕とモナミと、春に会う (幻冬舎文庫)僕とモナミと、春に会う (幻冬舎文庫)感想
ペットが美しい少女に見える、ちょっとフェティシズムを感じる話ですが、ほんわかする内容でもありました。それぞれの人の抱える闇は結構重かったのですが、だからこそ優しさが際立ってよかったのかな。
読了日:1月7日 著者:櫛木理宇
幻想古書店で珈琲を―賢者たちの秘密 (ハルキ文庫)幻想古書店で珈琲を―賢者たちの秘密 (ハルキ文庫)感想
この方のシリーズでは今のところこれが一番好き。新約聖書は高校のときになぜか配られたけど、読み始めて数分で眠れる魔法の読み物だったなと思いだした。
読了日:1月3日 著者:蒼月海里

読書メーター

12月読書まとめ

2016.12.31 Sat 23:55

2016年12月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2844ページ
ナイス数:142ナイス

木もれ日を縫う木もれ日を縫う感想
山姥をキーワードに繰り広げられるちょっとファンタジックな話でした。警察が介入してきて、失踪した母と会ってるのに、そのへんの届けなんかはどうなってるの? とか、突っ込むのは野望なんだろうな。最後はほんわかしてて優しい話でした。
読了日:12月30日 著者:谷瑞恵
下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク 雪花の約束 (集英社オレンジ文庫)感想
慧の進もうとしている方向は本当に正しいのか、春野の危うさなどもさらに浮き彫りになった感じがする。良鷹の若い頃のエピソードは、ビターな内容ながらホンワカした。
読了日:12月22日 著者:白川紺子
水鏡推理4 アノマリー (講談社文庫)水鏡推理4 アノマリー (講談社文庫)感想
中盤、瑞希はやけに子供っぽいし、父親はなんたかやたらと説教じみてるなと思いつつ読んでたんだけれど、こういう結末に落ち着けるためか、と腑に落ちた。前回より面白かった。浅村は絵に書いたような理想の上司像だなと思う。まるで、少女漫画から出てきたみたいだ。ただ、この作品は瑞希にとって救いがない人間ばかり出てくるのでこういう人もいた方が読んでる方も安心できていいなと思った。
読了日:12月17日 著者:松岡圭祐
さよなら妖精【単行本新装版】さよなら妖精【単行本新装版】感想
花冠の日を読みたくて読んだ。この後のことを考えると痛々しい。──王とサーカスを読んだ時にも、これ(文庫版)を再読することは無かったのだけれど、改めて読んでみるとあまりにも辛いし、推理能力は残酷だと思う。あと、勝手な話ではあるけれど、これが古典部シリーズで出ていなくて良かったと、なんとなく思ってしまった(もともと古典部シリーズとして書かれたものを別作品としたものだそうなので)。
読了日:12月16日 著者:米澤穂信
GOSICK GREENGOSICK GREEN感想
脱獄した伝説の銀行強盗KIDを追って、セントラルパークを探険。色々な事件がひとつにまとまって、相変わらず人がガヤガヤ騒がしくて、すごく面白かった。お札の語りもユニーク。そしてついにあの人登場!GOSICKといえばこの人がいないとね!って感じ。また来年続きが出るのかな? ますます楽しみになってきましたー。
読了日:12月14日 著者:桜庭一樹
いまさら翼といわれてもいまさら翼といわれても感想
うち3作は野性時代に掲載された時に読んだことがありました。摩耶花の漫研退部に至る話と、表題作が興味深かった。特に表題作はここで終わりなの? という感じで、ものすごくこの先が気になります。私、気になります!!
読了日:12月13日 著者:米澤穂信
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)感想
いつも以上にひとりで暴走するカミーユと、それをあざ笑うかのような展開。犯人の男の語りを読んでて、それが誰なのかが全くわからないことに途中まで気が付かず、あれ? 犯人誰だ? と思って登場人物を見返してみたら、思い当たる人物が1人しかいなくて、暗い気持ちで読んでたんだけど、3日目に入ったらそれどころじゃない事が起きてました。前作、前々作みたいなインパクトはなくて、ただただ絶望的な話でした。続きはないかもしれないけれど、読みたいな。せめて途中にあるらしい中編の邦訳を望みます。
読了日:12月10日 著者:ピエール・ルメートル
パノラマ島美談 (講談社タイガ)パノラマ島美談 (講談社タイガ)感想
今回はかなり面白かった。かなり人間離れした話だったけど、こわ子さんの今後も気になる。最後の短編にもびっくり。
読了日:12月7日 著者:西尾維新,キナコ
女子的生活女子的生活感想
読み始めてすぐ、あれ? 知ってる、と気づいた。前に読んだアンソロジーの1編に続きがあったとは知らなかった。変なやつとか嫌なやつがいっぱい出てくるけど、気持ちよく解決、後腐れなくて面白かった。ミニーさんのあたりは、まるでBL小説読んでるみたいだなと思ってたら作中でも突っ込まれてた。女装系が攻めなのはありがちですよね(?)
読了日:12月3日 著者:坂木司

読書メーター

11月読書まとめ

2016.11.30 Wed 23:55

2016年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2026ページ
ナイス数:84ナイス

ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)ホーンテッド・キャンパス きみと惑いと菜の花と (角川ホラー文庫)感想
森司とこよみの仲は無事進展。目かくし鬼は嫌だなぁ……。このシリーズはメインキャラはみんな明るくて楽しいので良いです。この作者さんの別の作品を読むと、悪意に満ちててびっくりするので(それはそれで惹きつけられるんだけど
読了日:11月28日 著者:櫛木理宇
珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
久々の新作。不倫をテーマにした連作短編が続くので、苦手な人もいるかも。私は結構好きでした。アオヤマ氏の子供の頃のエピソードが出てくるのも良かった。眞子は、アオヤマからしたら、子供の頃の印象も手伝って、しっかりしたお姉さんなんだと思うけれど、美星からしたらただのメンヘラなのかもしれないなぁと思った。そういう、見る目が変われば印象も変わる的なことを思わせる部分もまた良い。あと、美味しい鴛鴦茶を飲んでみたいなー。
読了日:11月24日 著者:岡崎琢磨
スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 (集英社文庫)スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 (集英社文庫)感想
吃音の少女が主人公ということで、それが文字になっているため、読んでいるとこちらも引っかかって読みにくい、という部分で一気読みはできなかったけれど、洋菓子絡みの謎を理系的に解決する、というところが面白かった。マカロンに関しては完全に騙された。この方の作品はいくつか読んだけど、どれも苦悩がありつつもイノセンスな雰囲気が漂っていて好きだなーと思う。
読了日:11月20日 著者:友井羊
押絵と旅する美少年 (講談社タイガ)押絵と旅する美少年 (講談社タイガ)感想
特別な動きもなくて、謎解きも滅茶苦茶だなぁと思う。結局このシリーズ、何を目指しているのかもよく分からず、今回は特に会話劇だけで「うーん?」っていう感じ。ナガヒロのキャラは、メディア化に挑戦状を叩きつけているのだろうな、と思って読んでます。
読了日:11月14日 著者:西尾維新,キナコ
かまどの嫁 3かまどの嫁 3感想
完結。可愛らしいシリーズでした。ものすごくカステラ食べたい。ザラメ入ってるやつ。それにしても、鹿の子は強い女だなあ。
読了日:11月11日 著者:紫はなな
あなたのための誘拐あなたのための誘拐感想
誰がための刃を少し思い出すような、いつもの医療ミステリーじゃない作品でした。読みやすいし、こちらも追い込まれるように忙しなく読了。タイトル、なるほどねぇ……というか、このタイトルだとしたら犯人はあの人しかないなと思いながら読んでいましたが、最後のほう、楓の件があってから嫌な気持ちになりながら読んでました。全然スッキリしない! すごく面白かったけどね。
読了日:11月3日 著者:知念実希人

読書メーター

10月読書まとめ

2016.10.30 Sun 23:55

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3111ページ
ナイス数:92ナイス

折原臨也と、喝采を (電撃文庫)折原臨也と、喝采を (電撃文庫)感想
今回は色々手強い大人の登場となった感じですね。臨也にとって静雄がどれだけトラウマなのかが気になりました。デュラの最後の喧嘩が原因なのか、それとも元々そうだったのかはさっぱりわからないですが。
読了日:10月31日 著者:成田良悟
シャーロキアンの宴と春の嵐-京都寺町三条のホームズ(5) (双葉文庫)シャーロキアンの宴と春の嵐-京都寺町三条のホームズ(5) (双葉文庫)感想
前巻の「月が綺麗ですね」には、気づけよー!!とヤキモキしましたが、今回はやっと両思いになった! 円生はさながら恋のキューピットでしたね。これからも続くみたいなので、すれ違ったりも色々とするのでしょうね。
読了日:10月28日 著者:望月麻衣
鎌倉香房メモリーズ 4 (集英社オレンジ文庫)鎌倉香房メモリーズ 4 (集英社オレンジ文庫)感想
雪弥がいなくなった花月香房。香乃と雪弥も進展して、ふみ先生の件も解決を見せて、今回もほっこり。明るく見える大人たちも、みんな見えない闇を抱えているよね。聖人なんかいないんだと思って自分も心強い。でも、香乃だけは聖人のような女の子だなぁと思う…。
読了日:10月26日 著者:阿部暁子
万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫)万能鑑定士Qの最終巻 ムンクの〈叫び〉 (講談社文庫)感想
なぜ最後に出版社が違うのかという謎が残っているような気もしますが、完結! もう出ないんじゃないかと思っていたこともあったので、無事に終わってよかった。
読了日:10月23日 著者:松岡圭祐
レジまでの推理 本屋さんの名探偵レジまでの推理 本屋さんの名探偵感想
頭の切れる店長と、謎に立ち向かう書店員の話、という認識で読んでいたら突然の叙述トリックに驚いた。あれ? 時間軸が、あれれ? みたいな。ポップな雰囲気とは裏腹に結構バシバシと悪人を裁いていく潔さにも驚いた。あと、本を真ん中で開いて…なんて、私にはとてもできない。割れたらどうするんだー!! 脚注に関しては、共感出来るやら、図書館バイトとしては耳が痛いやら。
読了日:10月21日 著者:似鳥鶏
(P[あ]10-1)地底アパート入居者募集中! (ポプラ文庫ピュアフル)(P[あ]10-1)地底アパート入居者募集中! (ポプラ文庫ピュアフル)感想
滑ってるネタをずっと見せられてるみたいで、自分とは合わなかったなー。
読了日:10月19日 著者:蒼月海里
西洋菓子店プティ・フール西洋菓子店プティ・フール感想
スイーツは甘かったり苦かったり、酸っぱかったり。人の心もすれ違って、ぶつかって、内緒にして…色々なことを繰り返していて、そういう色々な味が組み合わさって、この本も素敵なものになっていました。ケーキに関しては、私は昔からある苺ショートが一番好きです。
読了日:10月13日 著者:千早茜
幽落町おばけ駄菓子屋  夕涼みの蝉時雨 (角川ホラー文庫)幽落町おばけ駄菓子屋 夕涼みの蝉時雨 (角川ホラー文庫)感想
話の展開もなく、事件もひと通り解決している状態でなにもなかったので、正直飽きてきたなと感じてしまった。
読了日:10月11日 著者:蒼月海里
一八八八 切り裂きジャック (角川文庫)一八八八 切り裂きジャック (角川文庫)感想
切り裂きジャックを追う日本人、というのがとても面白かった。読んでるうちにどいつもこいつも怪しく思えてきて、最終的な犯人はその人なの!? と消化不良な気持ちにもなるのは、主人公に感情移入していたからかもしれません。それはさておき、最後の一文を読んだ時に何故かキュンとしたんですよね、言うなればBL小説を読んでる時の感情と近いものです。腐った妄想を開花させる余地のある作品でもあるのかもしれないと感じました。
読了日:10月8日 著者:服部まゆみ

読書メーター

ダ・ヴィンチ買いました。

2016.10.07 Fri 03:03

起きてすぐ、本屋に行かなきゃ…と思った。

コンビニに売ってたら良いのになー。と思いながら、近所のコンビニとスーパーをハシゴしてみたのですが、やっぱり売って無くて、結局本屋さんまで足を伸ばしました。
ごっさり山積みしてある中、適当に下の方から取ってレジへ。

家に帰ってさっさと読み始めたのですが、分量がハンパない。
雑誌って、大して文字数が無くて、写真ばっかりというイメージですが、そこはさすが本の雑誌ってだけあって、インタビューが盛りだくさん。文字パラダーイス!!

今回は、3月のライオンの巻頭特集と、男性声優特集だったのです。
もともと声優が乗ってる雑誌といえば声優誌だけで、たまに漫画雑誌にちょこっと載ってるイメージでしたが、最近はそれだけにとどまらない感じで、いろんな一般紙を買う機会も増えてきました。TVガイドとかAERAも買いました。

なんかね、個人的にですが、こういう声優特化してない雑誌のほうが好きです。
何年も前だったら完全に上から目線で頓珍漢なインタビューがそのまま記事になってることもあった気がしますが、最近はしっかり愛のある文章を書いてくれてるのが嬉しかったり。
写真も、声優誌だと「ここまでする必要ある!?」ってくらい光で飛ばしてフォトショでツルンツルンに修正してあるものばっかりですが、最近買ってる普通の本はそこまでじゃないし、不自然じゃないからこっちのほうがいいなーと思う場合も多かったり。
個人的に写真が見たいわけじゃなくてインタビューが読みたいから、写真が小さくていっぱい文字で埋まってる方がうれしい。

そんなわけで、今回は本当に素敵な雑誌を買ったなぁー!! という感じです。
何日もかけてちょっとずつ気が向いた時にダラダラ読みたい。

あと、ピエール・ルメートルのカミーユ警部シリーズの新刊が出ることを知れたのも収穫。
でもさ、なんで3・4巻を飛ばして5巻が出るのさ…。
前のときも1、2巻の刊行が逆だったせいで、1巻を読んだ時に結末を知りながら読まなきゃいけないことになったわけで。
今回もそういう仕様なんじゃないの~? と思うと、腹立たしかったり悲しかったりなんですけどねー。

原文が読めたらいいのにね。フランス語だけどね……

一八八八切り裂きジャック

2016.10.06 Thu 01:33

服部まゆみさんの本。読むのは2冊目です。
買ったのは1年も前。

とにかく1冊1冊を早く読み終わる必要があるので、ページのかさばるものはなかなか手が出せず、気がついたら1年ですよ。怖いわー。

図書館本がちょっと落ち着いたこのスキに読み始めました。
この闇と光を読んだ時ほどではありませんが、結構サクサク読めています。

未解決事件、切り裂きジャックをモチーフにした小説。
日本人留学生が犯人を追っていくストーリーです。

日本人の二人は、柏木薫、鷹原惟光の二人。
光源氏をモデルにしていると思われる見目麗しい鷹原と、考えはウジウジしているけれど見た目は可愛らしい柏木。
腐った妄想も捗りそうな二人です。私は残念ながらその才能が無いのですが。
男色の描写も少し出てきます。

例によって、私は切り裂きジャックの知識がないので、調べながら読んでたりもします。
でも、知らなくても普通におもしろい。名前を覚えるのは苦労しますけれど。

この本、文庫で800P近くあり、なんていうか、重いです。
持ち歩くのにもいつも入れてる文庫本用のポーチに入らないし、持ったまま読めないし、背割れしそうだし。
そんな感じなのですが、それなりの達成感はありそうな気がします。

今は半分を超えたあたり。

9月読書まとめ

2016.09.30 Fri 23:55

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3143ページ
ナイス数:162ナイス

教室の灯りは謎の色教室の灯りは謎の色感想
主人公の遥通っている学習塾を舞台にした連作短編。事件をあっさり解決していく講師の黒澤っていったい何物なんだろう? なんだか只者じゃない感じがする。高校とかと違って塾なのでいろいろな人が出入りしている感じもあったり、何らかの事情があって高校をやめて通っている人も多く出てくるので新鮮だった。さらっと黒い人間関係もいいスパイス。
読了日:9月27日 著者:水生大海
鍵屋甘味処改 4 夏色子猫と和菓子乙女 (集英社オレンジ文庫)鍵屋甘味処改 4 夏色子猫と和菓子乙女 (集英社オレンジ文庫)感想
いつもの解錠のお仕事から来るエピソードは控えめで、恋愛模様や、親のことなんかが次々と進展した巻でした。学校のエピソードなんかが結構新鮮。とりとめのない会話もリアルだなぁと思った。『過去からの贈り物』にはほっこりした。
読了日:9月26日 著者:梨沙
異人館画廊 当世風婚活のすすめ (集英社オレンジ文庫)異人館画廊 当世風婚活のすすめ (集英社オレンジ文庫)感想
今回は、表立った二人の進展は無いと思っていたら、最後の最後にやられた!!透磨は、クールな中に千景への熱いものがものすごくて、やっぱり読んでてたまらなくドキドキします。続きが気になりすぎる。失った記憶も少しずつ取り戻していく中で、一体、何が出てくるのかなど今からドキドキします。
読了日:9月25日 著者:谷瑞恵
R.O.D 第十二巻 (スーパーダッシュ文庫)R.O.D 第十二巻 (スーパーダッシュ文庫)感想
10年はさすがに長く、覚えていられるはずもなく、小説とTVアニメとOVAとで頭の中が大混乱。10年前は電子書籍も今みたいになってなかったのだなぁと思うとなんとも言えない気持ちになりますね。でも私はやはり紙の本が好きです。ページをめくる感触に、本の内容の記憶が残ります。電子だと余計なにも覚えてないことになってしまう。ところで最終巻だとかいう次巻は何年後になるのでしょうか。
読了日:9月20日 著者:倉田英之,スタジオオルフェ
向日葵ちゃん追跡する (新潮文庫nex)向日葵ちゃん追跡する (新潮文庫nex)感想
元ストーカーの防犯アドバイザーの向日葵の周りに起きる事件。読み始めはポップな印象だったけど、結構重たい話だった。犯人はそれなりの段階で目星がついたけど、そもそもの動機が私にはよく理解できない。なんだか、続きそうな気配もするので、この先また出でくることもあるんだろうか。
読了日:9月15日 著者:友井羊
神さまは五線譜の隙間に (メディアワークス文庫)神さまは五線譜の隙間に (メディアワークス文庫)感想
ピアノの調律をテーマにした、優しくて柔らかいお話でした。この方の描写は繊細でとても好きです。月子とワン太の語りが交互なのですが、たまにどちら目線なのかわかりにくいときもあったけれど、それはさておき、本当に素敵なお話だった。人物がみんな、自分と戦って乗り越えて行くところがとてもいい。シリーズ化したらいいのになぁ。
読了日:9月13日 著者:瀬那和章
掟上今日子の家計簿掟上今日子の家計簿感想
叙述トリックは、犯人の名前は出てこなかったけど、文字数的にあの人で間違いないのかな? 脱出ゲームは私自身好きで良く行くのですごく興味があります。特に、フリック入力を使った巨大迷路とか…気づいた時きっとすごいテンション上がるだろうなー。
読了日:9月11日 著者:西尾維新,VOFAN
幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)幻影の手術室: 天久鷹央の事件カルテ (新潮文庫nex)感想
やっぱりこのシリーズは面白い!今回はトリックが全然見えずに最後まで読んでしまいました。最終的にみんな味方につける鷹央が強い。
読了日:9月8日 著者:知念実希人
白銀の逃亡者 (幻冬舎文庫)白銀の逃亡者 (幻冬舎文庫)感想
終盤まで逃げ続ける話だったら苦手かもと思いながら読み始めたけれど、ポンポンとテンポよく展開するので楽しく読めました。出だしは知念先生のデビュー作を彷彿とさせる感じで重たく感じましたが、悠や毛利や城ヶ崎のキャラクターが思ったよりもコミカルで面白かった。葉子はもっと気持ち悪くても良かったなー。
読了日:9月6日 著者:知念実希人
撫物語 (講談社BOX)撫物語 (講談社BOX)感想
闇落ちした撫子救済みたいな話だったのかなぁ。それにしても撫子一人称はだいぶヤバイというのが一番の感想で、そのおかげでだいぶ読むのに時間がかかってしまいました。
読了日:9月2日 著者:西尾維新,VOFAN
下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ (集英社オレンジ文庫)感想
両親のなれそめ、慧の親のこと、そして曽祖父母のこと。過去も明らかになりつつ、鹿乃と慧も少しずつ動きそうな気配。じれったくてこっちが待ちきれなくなる気分になることもあるけど、どの時代の人も人情味にあふれていて、やっぱりこのシリーズは好き。読み終わってから表紙を見ると、内容全部盛りになっていて、それもいいなぁと思う。
読了日:9月1日 著者:白川紺子

読書メーター

8月読書まとめ

2016.08.31 Wed 23:55

全然読めなかったからもう少しいっぱい読みたい。
でも、最近、自分のなかで物語を受け入れられない部分があって、ちょっと戸惑っているところ。
しばらく控えめにするのも良いかもしれない。

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1648ページ
ナイス数:103ナイス

櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし (角川文庫)感想
ちらつくだけでなかなか姿を表さない花房。白い蝶というキーワードがやけに目につきました。
読了日:8月23日 著者:太田紫織
クララ殺し (創元クライム・クラブ)クララ殺し (創元クライム・クラブ)感想
ものすごく読みにくくて、話も回りくどくてしつこい。苦痛でした。誰のアヴァタールが誰かなんでどうでもよくなった。
読了日:8月18日 著者:小林泰三
ファンタジーへの誘い: ストーリーテラーのことのはファンタジーへの誘い: ストーリーテラーのことのは感想
短編集だと思ってたらインタビューでした。自分と同年代の作家さんで、好きで読んでいる方ばかりなので、結構楽しく読みました。子供の頃どんな本を読んでいたかというところから始まるインタビューで、それぞれの方の色が出ているなぁと感じます。
読了日:8月9日 著者:TricksterAge編集部
小説の神様 (講談社タイガ)小説の神様 (講談社タイガ)感想
以前『スキュラ&カリュブディス』を読んだ時は、とにかくグロいものを書きたいだけなのかな? くらいであまりよい感想は抱かなかった。今作は最初、金のことしか言わない主人公と、性格のきつい美人なヒロインで、キャラ付けはラノベみたいにちょっと盛られててあんまり好きじゃないなぁと読み始めた。ところが、半分くらい読んだところでヒロインの小余綾がものすごく愛おしく思えてきた。そこからは一気に読んだ。熱くてマイナスな痛い感情も、それでも前に進みたい気持ちと色んな物がごちゃまぜになって、とにかく好きな作品だと感じた。
読了日:8月9日 著者:相沢沙呼
思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)思い出のとき修理します 4 永久時計を胸に (集英社文庫)感想
明里と秀司が次のステップへ進む最終巻。さすが、恋愛描写がすごいなぁという感想。思ったよりシリーズが早く終わったことには驚いたけれど、まだ未来は長い感じで、なんだかワクワクする最後でした。
読了日:8月3日 著者:谷瑞恵
FEEDFEED感想
読み始めて、しまった…と思った。自分が受け入れられる以上の酷いストーリーだと察したからだ。でも、我慢して読んだ。最初のシーンで殺されたのは誰? 一番考えた酷い話にはならなくて安心はした。誰かに食い物にされている貧困層は実際にもいるのだろう。とにかく嫌な話だった。
読了日:8月1日 著者:櫛木理宇

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