Strawberry + Heart | 2012/06/06

開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―

発売元: 早川書房
価格: ￥ 1,890
発売日: 2011/07/15

　外科医で解剖教室を開く、ダニエル・バートンと弟子たちと、田舎から詩人になるべくロンドンにやってきたネイサン・カレン。

　ダニエル・バートンは墓あばきから屍体を買っては解剖をしたり。
　ネイサン・カレンは慣れない都会で色々な目に遭ったりしています。
　舞台は18世紀のロンドン。
　あらゆる物に税金が課せられていたり、街は煤けて真っ黒。工業排水や汚水で酷い汚染のテムズ川。

　そんな時代背景で巻き起こる、謎の屍体。
　ここに隠していったのは誰か、はたまたこの屍体は一体誰なのか。

　やー、面白かったです。

　汚染された街と、耽美な描写がマッチして素晴らしいです。
　あと『チップを渡す』という行為が酷く野蛮なものに感じた作品でありました。

　久しぶりにステキミステリーを読んだなぁ！！と感じました。
　文筆業40年の著者。80代の女性が書いてると思うと益々胸がときめきます。

　個人的に、盲目の検事の助手であるアンのキャラクターが凄く面白くて好きでした。

さて。
またPCダメになりました。

挙動チェックも兼ねて、ネトゲ起動してたんですが、どうもカクカクして怪しいなと思っていたところ、突然の強制終了。
中開けてみたらものすごい熱持ってたので、CPUファン外してグリス塗り直したりして、熱が冷めてもピクリともしない。
一応、マザボのCMOSクリアしてみたけど、意味なし。
こりゃ電源しかないなと思って顔近づけたらヤバイ臭いがしてましたとさ。

前から起動時に変な音がしていて、何だろなぁとは思ってたけど、原因がわかってスッキリ。

なので今日はiPhoneから更新です。
脳直スピードで文字が打てないって不便だなとしみじみ思う。