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猫と読書とレースにまみれた怠惰な日々。

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ファントムレター

ファントムレター (幻冬舎ルチル文庫)
発売元: 幻冬舎
価格: ¥ 600
発売日: 2012/03/15

 言ノ葉以外のこの著者の本を読んだのは初めてです。言ノ葉は同人誌まで読んでるのになぁ。
 考えてみればおかしな話だなと感じました。

 レストランの店長代理のシェフ、真頼と、店の常連の田倉。
 舞台は東京ですが幼馴染の二人の田舎は阿蘇の外輪山の内側にある土地。
 そこの子供が見つけた謎の手紙と、子供の生活と、主人公達のことが連動して話が進んでいって、手紙が気になって読んでいるうちに最後まで読んでしまいました。

 いいはなしだったなぁ。

ブルーサウンドシリーズ 後半戦

しじまの夜に浮かぶ月 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店
価格: ¥ 620
発売日: 2007/03

前巻の山下が臨時コックに入る際に居候してた朝倉と、嘉悦の会社のアメリカン人ケネスの話。
個人的にはあんまり得意ではないのでぼんやり読んでいました。
ここから舞台は主に東京に移り、話も恋愛が中心というよりは、仕事が大変だという内容が濃かった気がする。

   + + +

ただ青くひかる音 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
価格: ¥ 560
発売日: 2009/11/02

短篇集1。
短編だとどうしても1冊まとまってると濃いシーンが増えますね。
個人的には和輝と笙惟が出てるのでそこは嬉しい。さらに言えば数年後も読みたい。

   + + +

波光より、はるか (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
価格: ¥ 560
発売日: 2009/11/02

短篇集2冊目。
ケネスの口の悪さが表立って出てて、前のよりは楽しめました。
あと気になってた一匍の過去話もあり、消化不良から解消。でも、一匍の職場の定岡は正直キツイ。
でも、アレがメインで今後出てきたら面白いのにな…すごいドSな相手とかだったらなぁと考えてしまったりもした。

   + + +

せつなの夜に触れる花 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店(角川グループパブリッシング)
価格: ¥ 600
発売日: 2010/11/30

カタギに見えないバーテン江上と、小学校教師大貫。
次があるなら斯波兄なんだろうなぁ…というのが手に取るように感じられた。
でも、私には斯波兄と大貫がさほど変わらないように感じられて、そこからあとはイマイチ入り込めなかったなぁ。
後半は崎谷さんらしい、誤解釈だったということがあって、うまいこと行きますが、個人的には探偵雇ってまで探し出されたら怖いな…と感じてしまいました。
和輝がいい仕事してたのはかなりの好感触。

ブルーサウンドシリーズ 前半戦

ブルーサウンドシリーズを読み始めています。
私はあんまりいろんな著者のBL小説って読んでないです。
なので、BLが好きというよりは崎谷さんの作品が好きなのかもしれません。

そんなことは置いといて、ブルーサウンドシリーズの4冊目まで読了。

読み始めることになったきっかけは、私は声ヲタで神谷さんファンなのですが、最近ふとしたきっかけで、『耳をすませばかすかな海』のCDを聴きました。
どう考えてもあまり好きな世界観ではないはずなのに、2度ほど聞いた後にはわわわ!!!とモーレツにハマッてしまったのと、CDだけだとどうも世界観が読み切れない所があったり、また『あぁ、ここのシーンは小説にはもっと細かい描写があるんだろうなぁ』と感じてしまったらもう、気になって仕方がなくなってしまったのでした。

以下感想

   + + +

目を閉じればいつかの海 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店
価格: ¥ 600
発売日: 2004/09/28

ブルーサウンド店長の聖司さんと10年前の恋人だった嘉悦さんとのストーリー。
読み始め、ミルクラを思い出すかなぁ…という先入観が植わってしまったおかげでそのイメージのまんま読了。
私は大人の恋愛はあまり得意としていないのでほほう…と納得する形でおしまい。

   + + +

手を伸ばせばはるかな海 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店
価格: ¥ 620
発売日: 2005/01/28

出来のいい弟を持つ天然ぽんわりの瀬里とブルーサウンドの大智のストーリー。
最初、瀬里のオドオドっぷりに腹立たしい部分もあったり、前作と同じ時間軸なので知ってるー!!!と読んでて退屈な部分もあったが、最終的には結構楽しめた1冊。
前作ですっかりヘタレてたイメージのあった聖司は瀬里目線だとしっかりした大人の男性であり、しっかりした店長なんだな…とイメージが一変。

   + + +

耳をすませばかすかな海 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店
価格: ¥ 650
発売日: 2005/05/29

シリーズを読むきっかけになった3冊目。
瀬里の『出来のいい』弟、和輝と、DJ笙惟の話。
この話は、いろんな感想を読み漁るに好みが真っ二つっぽい。私はきっかけの1冊であるので好きです。
この作中での和輝を先に知っていたので、前作の瀬里の目線での和輝が恐ろしく悪そうなイメージであったので驚いた。
実際は悪かったわけではなく、ただ単にガキだっただけだと思うんだけど。
和輝が『変な大人』の笙惟に振り回されていくことで話は進むわけですが…。
もうね…年下攻め最高だぜ(フンフン)
最後のほう、今まで強がってた笙惟がクニャクニャになるところがもう…キュンキュンでした。ドツボ

   + + +

振り返ればかなたの海 (角川ルビー文庫)
発売元: 角川書店
価格: ¥ 620
発売日: 2006/05/31

厨房に臨時で入ってた山下とブルーサウンドの客一葡。
山下目線で話は進み、ひたすら行為を向けられて困惑する恋愛ベタの山下。
一葡のキャラは最初『うざいわー』と思ってたのですが、処世術としての馬鹿な振りだとわかって、なんだか納得。本来はかなりしっかりした子でした。
一葡の生い立ちなどは語られてないですが、かなりドス黒いものがある様子。そのへんもじっくり知りたい。この後にまたこの二人の話があるようなのでそちらを楽しみにします。
兄嫁の力強さに感服。個人的にああいう人になりたい。

   + + +

ちょうど半分。4冊読了しました。
あと、BLでは無くなってしまいますが、真雪のことが凄く気になるので、そこの話も読みたいけど…。まぁ無理な願いなんでしょうかね。

女性キャラクターの必要性

 真面目なことも書いてみる(笑)

 BLをもともと好きではない人間だったので、作法とかお決まりとかそういうものはさっぱりわかりません。
 ただ、好きな作品に出会ってしまった。それだけなので、BLだから何なのよとかそういうのって私は持ってません。

 …というのは前置きです。

 最近CDとか小説の感想とかレビューを目にする機会が結構多いです。
 気になる作品があって買うかどうか決めるためにレビューを読むとか。
 または、読み終わった作品があって、自分の感想を形にした後に、他の方の感想も読んだり。

 そんな中で、結構目に付く言葉があるのです。
 『あの女出てくる意味なくない?』
 というニュアンスの一文。
 様々な場面で見かけます。

 ここで、前置きとつながってくるのですが、私はBLのお作法とかそういうのは知らないので、女性も出てきて当然と思っています。
 ただでさえ、ゲイだらけのストーリーの中で女が一人も出てこないというのはそれはそれで気持ち悪いと思ってしまう…というか、小説なんかだと逆に男ばっかりだと閉鎖感が強くなって息苦しく感じてしまいます。
 普通に生きてたら女との接点もあって当然でしょう。
 女だからと否定的なレビューを読むと、なんだかへんな気持ちになるのですね。

 私はBLはキュンキュン出来て、ストーリーも楽しめれば、後はどうでもいいし、意味のない登場人物っていうのは基本的にいないと思っていますが。
 他の方はどう思ってるのかな。。。

「たおやかな真情」の特典が決定

 たおやかな真情の特典!!
 あの小冊子の内容が音声化するのか!!!

 あれはヤバイ…マジヤバイ。

 ラストの二人のところだけっぽいけど、私は臣さんとミッフィーのあのシーンが好きなんだけど、それは当然ないよね。
 BL嫌いから好きになったシリーズなので、次のCDも本当に楽しみです。

 小説も早く新刊でないかなぁー。

きみの目をみつめて / 崎谷はるひ

きみの目をみつめて (幻冬舎ルチル文庫)
発売元: 幻冬舎
価格: ¥ 580
発売日: 2012/02/15

 前作を読んで、実は買うつもりのない新刊だったんですが、最近あまり本自体を読めなくて、軽く読む本が欲しくて購入しました。

 家政夫×小説家。

 いや、前作よりも好きでした。
 読み終わった後に読書メーターのレビューをざらっと読んで、色々共感できることできないことがあって面白かった。

 なんだか評判悪い感じだった女性編集の野々村さんですが、私は少し彼女に共感できてしまいました。
 枕で20代を過ごしてきた上に自分をモデルにした女が出てる本を他の出版社から出されてしまった女性。
 なんか切ない話じゃないですか。

 そっちに感情移入してしまったので、後半のお布団シーンはどうでもよくなってしまいました。
 というか、崎谷さんの本を沢山読んできて、エッチシーンの台詞が他の作品と被るところがでてきて、入り込めなかった。
 でも、話はすごく面白かったです。

 役者の英さんの話も出そうな感じがしますね。
 なにはともあれ面白かった。

少年人形 / 崎谷はるひ

少年人形 (SHYノベルス194)
発売元: 大洋図書
価格: ¥ 1,250
発売日: 2007/10/26

 電子書籍で読みました。
 嫌いでは無いです。世界観は好き。
 でも、読書メーターの感想を読んでると、スカトロっぽいのがキツイっていう感想がちらほら。
 私はあの程度なら気になりませんでした。う◯こ食ったりしたらさすがにドン引きですが。

 可愛い衣装でエッチな事をしてる閉塞的な空間っていうのは、好きな世界観です。
 オモチャが多様されてますが、アレに関しては、昔文化放送の昼ワイドのロケのコーナーで、八百屋さんに買い物に行くんだけどなぜか足の付け根にゴムボール挟んでてそれを落とさないように買い物するとかっていうのをよくやってて、それを思い出してしまって、面白いが先に立ってしまってだめでした。

 キレイにおさまってて、全体的にも好きな部類かなと思います。

きみと手をつないで / 崎谷はるひ

きみと手をつないで (幻冬舎ルチル文庫)
発売元: 幻冬舎コミックス
価格: ¥ 650
発売日: 2007/01

 なんだか続編が発売されるそうなので読みました。
 家政夫さん×小説家
 改稿後のルチルのものを読んだんですが、後半エロ多めでぐううう…とお腹いっぱい気味になったのでした。
 最初のシーンの時に、香澄から唐突に敬語が抜けるのがちょっと気持ち悪かったんですが…。
 あーそうか、私って敬語攻めが好きなのか…と自覚しただけでした。

 あとがきの『裸エプロンのメイド』が一番面白かった。言い得て妙だなぁ。

 ラキア版のほうのレビューを読んでて、そっちが気になった。
 好きになる過程がちょっとわかりにくかったんですが、ラキアのほうはもっとそのへんが書いてあるのかな。

言ノ葉日和-短夜-

bl120106-1.jpg

冬コミで買い物をお願いしていたのですが、なんだか早々に完売してしまったようで買えなかったと言われていた同人誌。
本日コミコミスタジオさんから届いて早速読みました。

言ノ葉日和では飛んでいた部分のお布団シーンの、余村視点ですね。
余村視点はなんだか読んでいてキュンキュンします。

あと、ラブホって行ったことが無いので、イマイチ状況がわからず残念な自分。

ドラマCDは昨年中に郵送で到着してありがたく聴きました。
お決まりのBGMを聞くとじんわり温かい気持ちになるのは、世界のほうのラストトラックのせいだなと思います。

卒業生

卒業生
アーチスト: 野島 健児
発売元: ascolto(アスコルト)
価格: ¥ 4,539 (10% OFF)
発売日: 2010/04/02
売上ランキング: 33947

 2010年にascoltoから発売されてるCD『卒業生』を聴きました。
 『同級生』のほうは結構前に聴いてたんですが、こっちはなかなか聞く機会がなくて…。
 というか、久々に同級生を聞き直してみたら、すごく良くて、その場のノリで買ってしまったのです。

 やっぱ、すごい良かった。
 今回は、絡みが最後の方に1回。
 でも、それも無くても、初々しくて青くて、恥ずかしくて……

 全体的に聴いてるとすごく若いころを思い出して恥ずかしい気持ちになるんですが、それがまたいいです。
 独特の空気。
 私は女子高だったので、まったく知らない男子高校生というものを想像してはほんわりしていました。

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